From.西山

こんにちは、西山です。
あなたは「市場の流れを大きく変えるスイッチ」を
知っていますか?
このスイッチは、歴史のなかで
何度も“暴落した市場”を立て直してきた仕掛けです。
ITバブル、リーマンショック、コロナショック。
どの危機の裏にも、
共通して押された“そのボタン”がありました。
そして、最近──
そのスイッチが、また押されたんです。
その“スイッチ”の正体は──利下げ。
そう、“そのスイッチ”の正体は「利下げ」です。
FRB(アメリカの中央銀行)は、
景気の減速や危機が起きるたびに金利を下げてきました。
金利を下げると、お金が動きやすくなる。
企業は借入しやすくなり、
個人も「預けとくより投資かな」と思い始める。
つまり、お金が市場に戻ってくる。
それが、利下げという
「再起動のスイッチ」です。
利下げが市場を救ってきた“3つの場面”
2001年、ITバブルが弾けたとき。
FRBは金利を6.5%から
1.75%まで一気に下げました。
当時は混乱の真っ只中でしたが、
2003年にはしっかり上昇トレンドに戻っていたんです。
2008年のリーマンショックのときも同じ。
金利は5%台からゼロ近くまで下げられて、
2009年春──
そこから史上最長の上昇相場が始まりました。
そして2020年、コロナショック。
FRBはわずか2週間で金利をゼロに。
世界が止まったようなあの時、
株価は1ヶ月後に反発し、
翌年には史上最高値を更新しました。
歴史を見れば分かります。
利下げは“景気の悪化”ではなく、
“市場を蘇らせるきっかけ”なんです。
利下げ後に強くなる業界とは?
最初に反応するのは
ハイテク・グロース株。
金利が下がると、将来の利益を割り引く
“金利負担”が軽くなる。
つまり、未来の価値が上がるんです。
次に波が広がるのが不動産や消費関連。
住宅ローンやマイカーローンの金利が下がり、
人々の「買おうかな」が動き出す。
その流れが金融・資本財に波及していく。
融資や設備投資が再開され、
工場や建設現場がまた動き出す。
最後に注目されるのが高配当株や公益株。
金利が低くなると、安定して配当を出す銘柄が
“第二の債券”のような存在になるからです。
要するに──
利下げは、市場に“血流”を戻すスイッチ。
お金が流れ始めた先から、
業界が順番に息を吹き返していくんです。
バフェットも“利下げ後”を見ていた?
“投資の神様”と呼ばれる彼は、
金利についてこう言っています。
「金利は資産価格にとって、重力のようなものだ」
金利が高いと、株価は下に引っ張られる。
逆に金利が下がれば、
その“重力”が弱まって価格は浮かび上がる。
そして最近、そんなバフェットが
住宅株を仕込んでいたという話が出ました。
しかも、SEC(証券取引委員会)への報告の一部を
“機密扱い”にしていたそうです。
フタを開けてみると──
D.R.ホートンやレナー(Lennar)といった
アメリカの住宅建設大手です。
どちらも、利下げ後に強くなる
“住宅関連”のど真ん中。
もしかしたら彼は、
もう“利下げ後の世界”を見ていたのかもしれません。
「利下げを恐れる人が多いときほど、
その先の“動き出す現場”を見に行け」
そう言われてるような気がします。
いまが、その入口かもしれない
インフレが落ち着き、
金利はピークアウト。
市場では、次の利下げサイクル入りが
ささやかれ始めています。
短期的には上下を繰り返すでしょう。
でも、歴史を見れば──
利下げが始まった年、
数年後には報われていたことが多い。
もし今がその“入口”だとしたら。
焦る必要はないけれど、
少しずつ“準備”を始めるタイミングかもしれません。
利下げとは、
中央銀行がブレーキからアクセルへ踏みかえる瞬間。
そしてそれは、
経済にとっての“再始動の合図”です。
数字に一喜一憂するより、その裏で静かに動き出す
“お金の流れ”に目を向けてみてください。
きっとその先に、次のチャンスが隠れています。
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