【+81】この番号なにか分かりますか？

公開日：2021年12月7日

【注目情報！】

From.IMAI

電話やSMSのメッセージを受け取った際に
送信先の頭に「+81」の文字を見たことはありませんか？

仮想通貨に投資をされている方や
海外とのメールのやり取りをされている方は

この数字をよくご覧になられていると思います。

この「＋」マークの意味ですが、
これは「国際電話」を表しています。

そして「81」の数字は「日本」を意味し
「+81」は日本からの国際電話ということになります。

本日はなぜこの「国際電話」について
お話しているのかというと…

実は私たちのもとへ…

「国際電話がかかってきて高額請求されてしまった」
「+81ってどういう事？なんの電話番号なの？」

などのお問い合わせを複数いただいたため
皆さんへ情報共有をさせていただきました。

世界には「国際電気通信連合」というものがあり
各国で国際電話番号という物が設けられております。

各国へ独自に国際識別番号を割り振り
相手国の番号を入力することが
電話をする上で世界共通のルールとなっております。

例えば…

• アメリカ：+1
• イギリス：+44
• ドイツ：+49
• 中国：+86
• アイルランド：+345

などなど。

国際電話をかける際は電話番号の最初の０を
国際番号に置き換えて電話をかける仕組みになっています。

「０９０」→「８１９０」
「０８０」→「８１８０」といった具合ですね。

携帯電話の設定でもともと
「ダイヤルアシスト機能」が付いていて、

着信があった際に自然と表示される場合もあります。

TwitterやInstagramなど、
国際的にサービスが提供されているSNSなどで
新規アカウントを登録する際にもこちらを用いて
登録作業を行います。

では、実際にどのような被害があったのかを
ご紹介させていただきます。

その名も「国際ワン切り詐欺」です！

どのような手口だったのかというと…

犯罪グループAがあったとします。

そこに海外の電話会社の関係者Bより
「ワン切り」を行ってもらうよう委託します。

本人は電話がかかってきたので
折り返して電話をしてみたが返事はなく、
電話を切りますよね。

するとAはBから委託料をもらい、
Bは日本の電話会社から接続料をもらいます。

被害に遭った被害者本人は
契約している通信会社に電話料金として
当月は支払いを済ませる。

といった内容になります。

被害にあった本人は支払いをする事しかできず
契約している通信会社に支払いを済ませました。

上記の例は不必要な料金を
支払っただけで済んだのですが…

最悪の場合、情報流出するケースもあるようです。

国際詐欺電話にでてしまうと
ウイルスや特殊なプログラムによって、

個人情報が抜き取られたり、
SNSのアカウントが乗っ取られたりする可能性もあります。

最悪の場合、「カモリスト」というのに登録され
たくさんの詐欺グループからの電話がかかってきたりします。

このような事態に巻き込まれないようにするためには
まずは「国際電話にでない」

もし出たとしても、すぐに切りましょう。

一度登録している人であれば電話帳で
国際識別番号を「0」に置き換え
友達か知り合いかを調べてください。

「身に覚えがなければ無視です」

そして、ご自身で判断がつかない場合や、
「どこからの番号なのか、気になる」という方は
是非、弊社の「投資案件調査サービス」をご活用下さい。

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