From.IMAI
暗号通貨詐欺の代表的な手口として
- ・ポンジスキーム
- ・フィッシング詐欺
- ・市場のパンプ&ダンプ
- ・不正なICO
- ・偽のWebサイトやアプリ
などが存在しますが、
2023年に入り新手の詐欺として
“アドレスポイズニング詐欺”
が横行しているのはご存じでしょうか?
実際にアメリカの麻薬取締局(DEA)は、
3年間の捜査で押収した55,000ドル(約800万円)相当の
暗号通貨をアドレスポイズニング詐欺により、
誤送金してしまう被害に遭っています。
ということで、本日は…
- ・アドレスポイズニング詐欺とは、どのような手法なのか?
- ・騙されないための予防策、注意するべき点
について、解説させていただきます。
最近では、暗号通貨上級者の被害も増えてきているようですので、
ぜひ暗号通貨保有者は本日の記事をご確認ください。
アドレスポイズニング詐欺とは?
アドレスポイズニング詐欺とは…
偽のウォレットアドレスを作り、
本物のウォレットアドレスと間違えさせて、
資金の誤送金を狙う詐欺行為です。
暗号通貨を取引された方の中には、
ウォレットアドレスの詳細を確認せずに履歴から
コピー&ペーストした経験はありませんか?
暗号通貨のウォレットアドレスは一般的に
「0x1234…0000」といった長い文字列の
アドレスは省略された状態で表示されます。
そして、アドレスポイズニング詐欺は、
ウォレットアドレスの最初に表示される
“最初と最後の文字列” が同じになるように
ウォレットアドレスを作成します。
例えば…
「0x123456700000000000000000000000000000000」
というアドレスの場合は
「0x1234…0000」という風に省略されるため、
「0x12345671111111111111111111111111110000」
という偽のアドレスを作成すれば、
省略されたアドレスは同じものになってしまいます。
詐欺被害を避けるには?
アドレスポイズニング詐欺の
手口に引っかからないためには
- ・送信先のアドレスを再確認すること
- ・履歴からのコピーをやめること
- ・少額送金のテスト送金を行う
ことが必要です。
記事冒頭にも記載していますが、
暗号通貨詐欺の手口は非常に多くですが、
これらは“知識”や“情報”を知っておけば、
未然に防ぐことが可能です。
暗号通貨への投資には様々なリスクが存在しますが、
その中でも唯一このような人為的なミスによるリスクは
限りなくゼロに近づけることができます。
弊社では暗号通貨に関するお困りごとを解決する
「便利屋サービス」でのサポートを行っております。
- ・暗号通貨の送金作業に自信がない
- ・正しい送金アドレスの確認方法がわからない
- ・暗号通貨の送金先が送られてきたが正しい送金先だろうか
など、少しでも不安に思う方は、
送金を行う前にまず私たちまでご相談ください。
本日は以上です。
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