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あなたは「マウントゴックス事件」や
「コインチェック事件」などをご存知ですか?
これらは、日本で起きた
被害額の大きなハッキング事件の一例です。
仮想通貨のハッキング事件は、
資産額の大きな取引所に加え、
個人の仮想通貨ウォレットを狙う
悪質な手口も広がりつつあります。
今回は、仮想通貨ハッキング事件の手口、
その対策についてお伝えしていきます。
あなたの身にも起こるかも?日本で起きたハッキング事件について
日本では今までにどのような
ハッキング事件が起こったのでしょうか。
ここでは、冒頭でご紹介した
「マウントゴックス事件」と
「コインチェック事件」についてご紹介します。
● マウントゴックス事件
2014年に起こった事件で、
当時世界最大級の取引所であった
マウントゴックス(Mt.GOX)のサーバーが
ハッキングを受け、約85万BTCが流出しました。
85万BTCは当時のレートで約490億円、
現在のレートだと約3兆5,000億円相当の被害額です。
当時はまだセキュリティ対策が甘く、
「資産の管理をホットウォレットで行っていたこと」
が指摘されています。
- ホットウォレットとは?
- 暗号資産(仮想通貨)の秘密鍵をインターネットに接続し、オンライン上で管理・保管するウォレットのこと。
また、顧客資産と会社資産の分別管理が
されていなかったことも問題となりました。
この事件が大々的に報じられたために、
世間での仮想通貨、並びにビットコインへの
マイナスイメージが広がってしまいました。
●コインチェック事件
2018年に日本最大級の取引所、
コインチェックで管理されていたネム(NEM)の
ほぼ全額が流出してしまった事件です。
被害にあったネム(NEM)は、
当時のレートで約580億円分にも及びます。
この事件に関しても、
- ・ネム(XEM)の管理をホットウォレットで行っていたこと
- ・マルチシグ(送金時に複数の署名を必要とする技術)が導入されていなかったこと
が問題視されています。
約580億円という巨額の資金が流出してしまったため、
仮想通貨に対する不信感が増す事件となってしまいました。
事件後、コインチェックは
全てのネム保有者に対して、
日本円での補償を行いました。
あなたが被害に遭わないためにはどうしたらいい?
今回紹介したハッキング事件は
取引所に対するものでしたが、
個人ウォレットを狙う
悪質な手口も広がっています。
今すぐにできる対策として、以下の3つをご紹介します。
- ・パスワードの複雑化
- ・フリーWi-Fiの使用を避ける
- ・セキュリティの高い取引所で分散管理
●パスワードの複雑化
不正ログインを避けるため、
複雑なパスワードを設定するのがおすすめです。
具体的には、英語の大文字・小文字・数字・記号を混ぜて、
少なくとも10〜12文字以上だと安心できそうです。
●フリーWi-Fiの使用を避ける
暗号化されていないフリーWi-Fiの場合、
通信内容が傍受される恐れがあります。
実在しているフリーWi-Fiに似た
「なりすましアクセスポイント」による
詐欺被害も起こっているので注意が必要です。
●セキュリティの高い取引所で分散管理
今回紹介した事件のように、
大きな取引所に資産を預けているからといって
安心はできません。
資産を取引所に預けておく際には
「セキュリティの高い取引所に分散して資産を管理すること」
が重要です。
取引所を選ぶ際の基準としては
- ・コールドウォレットで管理されているか
- ・SSL通信が行われているか
- ・マルチシグ対応であるか
上記は1つの基準となりますので、
ぜひ参考にしてください。
追伸:お困りごとがあればサポートします!
セキュリティ対策のされている
取引所が良いのは分かったけど…
- ・「取引所が多すぎて、結局どこを選べば良いか分からない。」
- ・「セキュリティ対策のされている取引所はどう見分けるの?」
など、当社ではお客様の資産形成に関わる
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