ファッション業界は先手のNFT戦略が勝負か？

公開日：2022年1月28日

【注目情報！】

From.IMAI

2021年に何にかと
世間を飛び交った「NFT」という言葉。

「NFT」を簡単に説明しますと…

「Non-Fungible Token（非代替性トークン）」の略称で
1点物、代替不可能なものという意味を持ちます。

「デジタル上での唯一無二の存在を表現したもの」

という認識を持つと分かりやすいかもしれません。

この「NFT」はアートや音楽、
ファッションと非常に相性が良く
金融業界以外での人気の勢いは止まりません。

そして最近、アメリカの企業であり
日本でも人気のシューズブランドから
こんな情報が入りました。

米サンダルメーカー「Crocs（クロックス）」
NFT関連の商標登録を申請
（BITTIMSより）

今、なぜファッション業界では
こんなにも「NFT」という言葉が
飛び交っているのでしょうか。

先手を切ったブランドが成功している

2021年、スポーツブランドのNIKEや
adidas、PUMAもNFTに参入しました。

カジュアルブランドでは
GAPがNFTに参入したことも有名です。

NIKEは、人気オンラインゲーム
「ROBLOX」との連携を発表しました。

「ナイキランド」というオリジナルを作り、
アバターへの試着・着せ替えなどを可能にし、
メタバースへの参入も果たしました。

さらには、バーチャルスニーカーなどを展開する
2020年設立のNFTブランド”RTFKT”を買収し、
NFTへの本格参入を示しました。

adidasは初のNFTコレクションを開催し
わずか一日で終了、そして26億円を売り上げました。

PUMAに関しては
NFTやメタバース領域の見識を持つ
Web3.0系に理解のある人材募集を開始したようです。

どのブランドも成功を収めていたり、
今後のNFT本格稼働に備えて
準備を整えているように思えます。

当然、米企業のクロックス社も、
スマートコントラクトで作られたものを
管理、保管、取引したいと考えているのでしょう。

何より、私がNFTに期待している点は
“改ざんが不可能”と”希少性”です。

限定者、1点物が大好きな人は多いですし、
NFTのブームに乗っかろうと考えているひとも多いはず。

NFTを落札したら持っているもよし。

NFT発行者にもリターンがあるので
転売するもよし。

個人的には、今後新しい商売のやり方が
普及してくる可能性が高いと見ています。

今は「NFT = 仮想通貨」と考えるべし！

NFTという言葉を聞いて
2パターンの人がいると思います。

• ① 作って販売したい人
• ② 買ってみて、転売したい人

どちらでも可能ですが、
切っても切り離せないのが仮想通貨です。

今のところ、NFTの購入・作成と出品は
仮想通貨が必要となります。

（私も調べていくつか購入しましたが、
購入には仮想通貨が必要でした）

また、少々難しい話になりますが、
NFTを購入するにはウォレットへの接続が必要となります。

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