意外と知らないNFTの詳細解説！

公開日：2021年10月4日

From.IMAI

最近「NFT」という言葉をよく耳にしませんか？

各メディアでも「〇〇のNFTが数億円で落札！」などの
ニュースが度々報じられていますよね。

このように、私たちの身近な存在になりつつあるNFT。

ただ、「NFTとは何か」
意外と知らない方もいると思います。

ということで、本日はNFTの詳細解説を行います。

まずNFTとは

「Non-Fungible-Token（ノン・ファンジブル・トークン）」

の略になります。

日本語で言うと、「非代替性トークン」です。

英語でも日本語でも意味があまり分かりませんよね？

非代替性とは「代わるものがない」ということ、
つまり、唯一無二の存在を生み出せるということです。

この「一点モノの価値」をブロックチェーン上の
デジタルデータとして証明できるようになったのがNFTです。

例えば、通貨は代替性がある代表例です。

1万円札は誰と交換しようが1万円札。

お金に名前を書いて
自分しか持てないってことは無いですよね？

仮に福岡のATMで10万円を預入れ
そのあと東京に移動したとします。

東京の別のATMで10万円を引き出すと
お札自体は全く別の物になります。

ただ10万円という価値は変わらないし
1万円として使うことが出来ます。

逆にNFTの非代替性とは代わりになる物がない
世界に一つだけのものになります。

身近な所でいうと身分証は
非代替性と言えます。

運転免許証などは人と簡単に
交換などはできません。

例えば1万円札なら簡単に貸すことは可能ですよ。

ですが、運転免許証を忘れたから
少し貸してはできないですよね。

NFTとは他に変えることが出来ないようなものを
ブロックチェーン上で管理したりやり取りができます。

これにより無断コピーや盗作を防ぐことが出来ます。

つまり「NFT＝偽造不可な鑑定書＆所有証明書付き」
のデジタルデータになります。

例えば、スポーツ分野では、
米国プロバスケットボールリーグの
トレーディングカードをNFTで発行しています。

そのデジタルトレーディングカードが高騰しています。

カードというと静止画のプリントを想像しますよね？

デジタルトレーディングカードの場合は
ハイライト場面を切り取った動画も
デジタルカードとなってパッケージに封入されています。

アート分野ではあるアーティストが動画のNFTを
約7億1,280万円で売却したことが世界中に衝撃を与えました。

こうしたNFTを応用したアート作品を
クリプトアートとも言います。

NFTがこうした高額で取引されるのは
ブロックチェーン技術により
1点モノの価値を証明されているからです。

希少なモノを所有しているという実感が
あるからだと考えられます。

NFTは暗号資産やブロックチェーンが私たちの
日常に広がっていくきっかけになるような技術です。

日常に広がって使う人が増えるということは
その関連の銘柄が期待が持てるということでもあります。

NFTの事を知って資産運用の選択肢を
広げるきっかけになればと思います。

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