From.IMAI
前回、保険の貯蓄性について
話してくれた保険の草野こと、
（株）GPPの草野氏を覚えていますか。
今回も草野氏に保険について
興味のあるお話を聞くことができましたので
皆様にお伝えします。
タイトルに投資性の高い保険とありますが、
そもそもそんな保険あるのかピンと来ませんよね。
一体どんな保険なんでしょうか。
実は多くの方が加入しているあの保険でした。
外貨建ての生命保険
外貨建ての生命保険とは。
終身保険や養老保険、
個人年金保険などの保険商品で、
保険料の払い込みや保険金の受取りを
外貨建てで取り扱う仕組みを取り入れたものです。
よく円建てより米ドルや豪ドル建ての方が
金利が良いと保険の外交員に
勧められた経験はありませんか？
確かに円建てより金利が良いことは間違いありません。
しかし、外貨建ての保険商品を利用するということは
為替リスクが生じることを考えないといけません。
この為替リスクが保険の投資性を高める要因なんです。
支払った保険料が無駄にならず貯蓄できるからと
勧められるままに高い保険料を支払った結果。
長い期間、元本割れのリスクに晒され、
やっと解約して受け取ろう思ったら、
今度は為替のリスクを考えないといけない。
そんな時に担当になった保険外交員が
20年30年先まで面倒見てくれるとは限りません。
もし解約する際や死亡金を受け取る際に、
円高ドル安であれば受取額が下回る可能性があります。
その逆で上回ることもあります。
このように外貨建て保険は支払った保険料が
そのまま返ってくるわけではありません。
投資性が高く円建てに比べ保険金の確実性が乏しいと言えます。
さらにややこしいのが保険会社独自の為替レートです。
市場情勢や為替手数料などを含めて
保険会社が為替レートを公表しています。
市場の価格に近いですが、
状況によっては差があることがあるので
必ず保険会社のホームページを確認しましょう。
貯金できるからと安易に加入した外貨建て保険ですが
出口では先に述べたリスクが潜んでいます。
出口でしっかりとした保険金を受け取る為に
ある程度の為替の見方、保険以外のお金の増やし方を
身に着ける必要があります。
知らず知らずに加入してしまった方、
このメルマガで気付いた方は、
一度見直して見るのも良いでしょう。
私もいつでもご相談に乗りますでの
お気軽にご連絡ください。
外貨建て保険もデメリットばかりではないので
上手く活用できれば徳となります。
それついては次回お伝えしたいと思います。（草野）
今回も貴重なお話聞くことができました。
家、自動車の次に当たり前のように高く払っている
保険ですが、まだまだ知らないことは沢山あります。
今後、どんな面白い話が聞けるのでしょうか。
次回もお楽しみくださいね。
本日は以上になります。
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