From:KAWARA版 濱上

相場が下がっている時ほど、
人は冷静さを失います。
「まだ下がるんじゃないか」
「今買ったら、また損するんじゃないか」
そんな恐怖が頭をグルグル回って、
結局、何もできずに終わる。
あるいは、 我慢できずに底値で売ってしまう。
で、数週間後に 価格が戻ったのを見て、
「あの時、買っておけば…」
と後悔する。
これ、投資あるあるですよね。
実は今、市場では 不思議なことが起きています。
みんなが「怖い」と言っている時ほど、
一部の投資家は静かに買い集めている。
まるで、閉店セールで
みんなが「もう要らない」と
投げ売りしている横で、
目利きの古物商だけが
お宝を黙って拾っているような光景です。
あなたなら、
どちら側にいたいですか?
シグナル①:サイクル分析が示す「そろそろ底」
ビットコインには、
ある種の”リズム”があります。
過去の相場を分析すると、
高値と安値を周期的に
繰り返してきたことが分かります。
コインテレグラフのアナリスト、
トシムリン氏が公開している分析では、
現在のビットコイン価格が
「理論値」と比べて
大きく割安になっていると指摘しています。
これ、どういうことか?
想像してみてください。
定価1万円のブランド品が、
突然5,000円で売られていたら?
「何か問題があるのかな?」
と疑う人もいれば、
「これはチャンスだ」
と飛びつく人もいる。
今のビットコインは、
まさにそんな状態です。
もちろん、
まだ少し下がる余地は
残っています。
でも、すでに
「買い場として妥当な水準」に
入っているんです。
シグナル②:10月に300億円稼いだクジラが、今度は”買い”に回った
ここからが、もっと面白いです。
もう一つのシグナルが、
ハイパーユニット・クジラ
と呼ばれる大口投資家の動きです。
この投資家、
10月10日の米中関税ショックで
市場が暴落した時に、
ショート(下落に賭ける取引)で
約300億円もの利益を上げました。
つまり、みんなが
「やばい、売らなきゃ!」
とパニックになっている中で、
冷静に「まだ下がる」と判断して
大成功を収めたわけです。
そのクジラが今、 何をしているか?
ビットコインに約57億円、
イーサリアムに約28億円、
合計約85億円のロングを
仕掛けています。
つまり、
「そろそろ上がる」
と見ているんです。
しかもこの投資家、
少なくとも7年以上市場にいて、
2018年の弱気相場で
約935億円分のビットコインを買って、
約1.5兆円まで育てた実績があります。
10月の暴落を当てたクジラが、
今度は上昇に賭けている
この事実を、
あなたはどう受け止めますか?
市場は今、「恐怖」に包まれている
実は、この「底が近い」という予測、
数字でも裏付けられています。
市場の空気を測る
「恐怖強欲指数」という指標があります。
これは、0〜100のスコアで
市場の心理状態を示すもので、
0に近いほど「極度の恐怖」
100に近いほど「極度の強欲」
を表します。
今、この指数は
スコア15〜42。
つまり、
「恐怖〜極度の恐怖」ゾーンに
入っているんです。
で、実はこれ、
逆説的にチャンスのサイン
だったりします。
なぜなら、仮想通貨市場では
「皆が恐怖を感じている時」が
往々にして買い場になるからです。
逆に、「皆が強欲になっている時」が
天井になる。
これ、何度も繰り返されてきた
パターンなんです。
考えてみてください。
もしあなたが果物屋さんだとして、
みんなが「リンゴはもう終わりだ!」
と言って投げ売りしている時、
あなたはどうしますか?
「本当に終わりなのか?」
それとも、
「みんなが勘違いしているだけでは?」
冷静に見極められる人だけが、
安く仕入れて、高く売れる。
さらに、投資家の行動を見ても分かります
ブロックチェーン分析企業サンティメントの
データも興味深いです。
過去6ヶ月間で、
取引所から約21万BTC(約2兆円相当)が
引き出されているんです。
これ、何を意味するか?
「投資家が取引所から
ビットコインを引き出して、
長期保有(HOLD)する姿勢に入っている」
ということです。
価格が下がっても、
コインが取引所に戻ってきていない。
つまり、「売りたい人」よりも
「じっと保有したい人」が
増えているわけです。
多数派と少数派、どちらの思考に近いか?
ここで、少し考えてみてほしいんです。
今回の2つのシグナルから 読み取れるのは、
「底が近い可能性がある」
というメッセージです。
- テクニカル分析が「そろそろ底」と言っている
- 市場を読むプロのクジラが「上昇」に賭けている
- 恐怖が広がっているが、実際にはコインは売られていない
これらが同時に起きているタイミングは、
そう頻繁にはありません。
でも、ここで
人は2つのタイプに分かれます。
多数派は、こう考える。
- 「怖いから、やめておこう」
- 「もっと確実になってから動こう」
- 「みんなが買い始めたら、自分も買おう」
少数派は、こう考える。
- 「みんなが怖がっている今こそ、チャンスでは?」
- 「確実になった時には、もう遅いのでは?」
- 「自分の判断で、先に動いておこう」
どちらが正しいかは、 誰にも分かりません。
相場に絶対はありません。
ただ、過去のデータが示す事実があります。
大きなチャンスは、
みんなが『怖い』と言っている時に
やってくる。
そして、みんなが『安全だ』と
言い始めた時には、もう遅い。
あなたは、どちらで動きますか?
結局、あなたはどう動く?
重要なのは、 感情に流されず
「今、市場で何が起きているか」を
冷静に観察することです。
暴落して怖いから全部売る、
あるいは、
慌てて全財産を突っ込む──
どちらも危険です。
そうではなく、
「自分にとってのリスク許容範囲」を
見極めた上で、 少しずつ行動していく。
その姿勢が大切なんです。
最後に、一つだけ。
今、市場は2つのシグナルを出しています。
- ①テクニカル分析が「そろそろ底」と示している
- ②プロのクジラが「買い」に動いている
これを「リスク」と見るか、
「チャンス」と見るか。
それは、あなた次第です。
ただ、どちらを選んだとしても、
それは「あなた自身の選択」であるべきです。
他人の真似でも、
群れに流されるのでもなく。
最後に質問させてください。
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