
From:KAWARA版統括Kinoshita
ETHが直近1ヶ月(8/18時点)で
約24%高騰し、注目されています。
ETHの価格が高騰した理由はいくつかありますが、
この高騰の裏で、投資家が見落としがちな
危険サインがいくつも出ているのを知っていましたか?
そこで本日は、最新データに基づく
ETHの5つのリスクをランキング形式で紹介します。
ETH保有者必見です!
第5位:供給が増えはじめた
ETHは使うほど
バーンされて減る仕組みが特徴でした。
ところが2024年3月のアップグレード以降、
取引手数料が安くなり、バーンの量も減少。
結果、ETHの総量が増える=インフレに転じています。
直近1年では+0.35%のインフレです。
ETHの希少だから
値上がりするという構図は、
静かに崩れ始めています。
現時点でETHには
発行上限もありません。
第4位:取引の公平性が揺らぐ
今月実施された調査で判明したのが、
ETHのブロック構築の
約80%を2社が支配しているということです。
ETHでは新しい取引を
ブロックという箱に入れて積み上げていきます。
そのブロックを作る人が
たくさんいるように見えて、
実際にはたった2つの会社が全体の
約80%を握っていることがわかりました。
どんな不公平が起こるのか?
スーパーのレジに例えてみましょう。
普通、スーパーなら並んだ順に
会計してもらうはずです。
ところがレジ係が自分の知り合いだけ先に通す、
並び順を勝手に変えることができたらどうでしょう?
今回判明したのは、
これと同じでETHのブロックを作る会社が、
誰の取引を先に入れるかを
決められる立場にあるということです。
その結果、
- 自分が買おうとした直前にその会社が先回りして買う(高値で掴まされる)
- 自分の売却注文の直後に売られる(安値でしか売れない)
ということが起こり得ます。
順番操作や横取りというわけですね。
専門的にはMEV(最大抽出価値)と言いますが、
要は取引の並び順を利用して一部の人が得をし、
他の人が損をする仕組みです。
大口投資家や取引所は
こうした仕組みに対応する技術や
取引スピードを持っています。
でも個人投資家は
普通に注文を出すだけなので、
知らないうちに割りを食いやすいのです。
第3位:ハッキング被害が過去最悪ペース
2025年上半期だけで、
約3,500億円のハッキング被害が
確認されています。
これは過去最悪のペースです。
最も被害を受けた仮想通貨がETHです。
ETHの被害は164件で、
約2,160億円相当となっています。
次いで被害の大きかったBTCが、
10件で約570億円なので、かなりの差です。
取引所の準備資産やDeFiの流動性に
ETHやETH系のトークンが多いため、
事件が発生すると、
ETHの売り圧や信用低下に
繋がりやすくなっています。
1位と2位は後編で
ETHは長期的な成長も期待されています。
直近の価格高騰も期待の現れでしょう。
しかし、その裏で静かに地雷が
積み重なっているのも事実です。
1位と2位は明日の後編記事で
紹介していきますので、
明日の配信をお待ちください。
また本日お話した
ETHが抱えるリスクについてもっと詳しく話を聞きたい、
その他、ご自身が保有している銘柄の
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