
本日は、実際に会員様より寄せられた詐欺未遂事案をご紹介します。
今回はギリギリのところで、弊社スタッフにご相談いただいたことから、未然に防ぐことができましたが、あと一歩のところで2,000万円をだまし取られていた可能性がありました。
よくあるフィッシング詐欺とは異なり、暗号資産ウォレット復元に関する、ある仕組みを活用した巧妙な手法です。
詐欺師はどのように近づき、どう騙しとろうとしたのか?
順を追って説明していきます。
⚠️暗号資産を保有している方は、必ずご確認ください。⚠️
きっかけはADAコインホルダーのオープンチャット
今回詐欺被害にあいそうになったKAWARA版会員のYさんは、ADAコインホルダーが情報交換を行うオープンチャットに参加していました。
するとある日、Sという人物がダイダロスウォレット(ADA用ウォレット)の復元方法の知識がある人はいないか、チャット内で呼びかけていたそうです。
会員のYさんは自身でウォレットの復元経験があったため、なにか力になれるかもしれない、と善意で反応を示します。
S氏は直接話が聞きたいということで、YさんはメールアドレスをS氏に教え、個別でのやりとりがスタートします。
そしてS氏のウォレットには約160万ADA(1億4,000万円相当)が入っていることが判明します。
復元サポートを実施。しかし…
YさんはS氏に復元手順を説明しました。
S氏は、12個の復元フレーズを手書きで書き記したメモ紙をYさんに渡します。
しかし、S氏からは、一部書き損じのため、S氏の持つ復元フレーズでは、復元できないことを告げられます。
*実際の復元フレーズ手書きメモ
そこで、シークレットキーのファイルを使用した復元方法を試みることになりました。
シークレットキーのファイルとは、ウォレットの秘密鍵が入ったファイル、いわば金庫の鍵です。
復元を試みるにあたって、S氏のパソコンが古く、ダイダロスウォレットが立ち上がらないので、Yさんのパソコンで復元し、S氏の取引所アカウントにADAを送付してほしいと依頼を受けます。
そこで翌日、Yさんは、シークレットキーを使用しながら、復元作業を開始します。
ダイダロスウォレットは、フルノードと言われる、ブロックチェーンの全データをローカルにダウンロードし、検証しながら動作するタイプです。
復元する際は、ネットワーク上のすべてのトランザクション履歴(数百ギガバイト)を、復元するデバイスに1からダウンロードしなければならないことから、復元には半日から1日かかります。
その旨を、S氏に伝えたところ、、、
S氏「本日中に中国人の取引先に1億円支払う必要がある」
YさんはS氏に、ウォレットの復元には半日から1日時間を要する旨を伝えたところ、「本日中に中国人の取引先に1億円を支払う必要があるため、早急に復元してほしい」と返答がありました。
時間的に難しい旨をS氏に伝え、Yさんは定期的に進捗を報告することを約束しました。
そしてその翌日S氏からある要望が、、、
続きは明日20時に正会員限定配信
無事復元が進んでいると思われる中、S氏からある要望が届き、事態は急展開を見せます。
続きは明日20時に、正会員限定で配信しますので、続報をお待ちください。
今、もしあなたが、、、
- ・仮想通貨の取り扱いで悩みがある
- ・同じような事態に陥っている
という場合は、ぜひ気軽に私たちがご相談ください。
専門スタッフが丁寧に対応させていただきます。
正会員限定【 公式LINE 】
正会員の皆様には特別な情報を
公式LINEでもお届けしております。
ご登録がお済みでない場合は、
今すぐこちらからご登録ください。
正会員限定メンバーサイト【 ログイン 】
メンバーサイトは随時、更新中!
定期的にご確認ください。
配信記事一覧【 バックナンバー 】
過去に配信した記事はすべて、
バックナンバーページにて確認可能です。
お問合わせ【 電話・メール 】
サポートデスクへのお問合わせは
電話、メールのどちらからでも承っております。