【注意】詐欺師は注目市場に！

公開日：2022年8月28日

【注目情報！】

From.IMAI

近頃は金の価格が高騰し世界中の
投資家などが金に注目しています。

また投資家ではなくても
金を購入する人も増えていると思います。

金といえば安全資産と言われる分野で
昔から投資対象としてみられています。

ただこの金にまつわる詐欺に
ご注意下さい。

特にアフリカの方からの
金の詐欺に注意が必要です。

更に金の詐欺の一件あたりの被害額が
数千万円から数億円にものぼると言われています。

金の詐欺被害の注意喚起が在ケニア日本大使館の
公式ホームページにも記載されています。

またアフリカの一部地域では
金の輸出制限がされています。

これを詐欺師は上手く活用してきます。

手口としてまず詐欺師は自身の事などを
政府関係者や弁護士などと名乗ってきます。

これにより買い手側の信頼を得ます。

それから商談を持ち込み手数料や
税金などと現金を搾取するという手口です。

また詐欺師は金を持っているが
売り手がいなくて困っている。

割安にしてでも売却して現金を
手に入れたいから買ってほしいとすり寄ってきます。

その際に金の画像なども送付してきて
信用させてきます。

ただ素人が金の画像をみたところで
本物か偽物なのかなどの区別はつきません。

そして金を購入するとなれば料金は
先に金の購入額を支払わないといけません。

更にそれとは別に金の出荷が困難という事で
出荷費用を捻出してほしいと要求。

この時に出荷費用を先払いしても割安で
金が購入できるなら売却すれば回収できる
からと甘い言葉で誘惑してきます。

これを支払いこれで金を
出荷できると思ったのも束の間です。

次は出荷する際の輸出課税費用を
政府に払わなくてはならないと連絡がきます。

詐欺師はこの費用も払えないため負担してほしいと。

出資者ももうすぐ金が割安で購入できると思い
慎重に考えることもできず負担してしまいます。

ただこれだけでは終わりません。

今度は政府に金を没収されたと連絡がきます。

没収されたから金を出荷できないが罰金などを
払えば出荷できるとまた追加で現金を要求。

しかしいくら現金を払っても
お金を受け取ることはできません。

また仮に金を受け取ることができても
偽物の金を渡されるとのことです。

以前、日本でも金に関する事件が
起きたのを覚えています？

その事件は、

・豊田商事事件

です。

これは1980年代前半に発生した豊田商事による
金の地金を用いた悪徳商法を手口とする組織的詐欺事件です。

その被害額は2000億にも及ぶと言われています。

これは当時最大の被害額でかなり話題になりました。

手口としては金の地金を購入する契約を結ぶが
現物はお客に引き渡さずに会社が預かります。

その代わりに純金ファミリー契約証券という
証券を代金と引き替えに渡していました。

このため本当に現物を購入するのか確認できず
実態は証券という名目の紙切れしか手元に残りません。

更に豊田商事の営業拠点には
金の延べ棒がこれ見よがしに積まれていました。

ですがのちの捜査によってそれはニセモノで
あったことが明らかになっています。

この事件は世間に衝撃を与えました。

事件当時は金に対する国民の関心は
かなり高まっておりました。

1981年には国内金輸入量は
史上最高を記録しています。

現在も金の高騰により投資家など
金への関心が高まっています。

ただ気をつけて下さい。

世界が注目しているものには詐欺師も注目しています。

今後はまた新たな手口で皆さまの
元にすり寄ってくるかもしれません。

まずはそんなお話がきた際には
疑うことから入り誰かに相談して下さい。

それにより大事な資産を守ることができます。

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本日のご連絡は以上です。