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From.IMAI
先月、わずか数日足らずで約6.5兆円の以上の
暗号資産が消え去った事件をご存知でしょうか？
暗号資産バブルが一気に弾けるような
出来事にひやりとしたかたも多いでしょう。
そんな仮想通貨の暗黒期到来を予感させる
事件の解説とこのような時代にどういった投資が
最適かをご紹介したいと思います。
■テラ(terra)とルナ(LUNA)の暴落
先月、テラ（terra）のアルゴリズム型ステーブルコインUSTと
ネイティブガバナンストークンLUNAの暴落により、額面価格にして
500億ドル（約6.5兆円）以上の価値が消え去り投資家を震撼させました。
そもそもの原因は無担保型ステーブルコインの破綻です。
ステーブルコインは大きく分けて2パターン存在します。
①法定通貨建ての安全資産、その他の仮想通貨、代替可能性の
裏付けを持たせることで価値を安定させる担保型。
②金融工学を駆使して自動的に価格を法定通貨に連動、
もしくは、参加者の利益動機を利用して法定通貨に
連動させる仕組みが組み込まれる無担保型。
今回暴落したテラは②の無担保型に該当します。
そして、テラは価値を安定させるための高利回りを
保証するアンカーから5月初旬に大量の引き出しが発生し、
テラUSDはドルとの連動性を一気に失ってしまいました。
これは一種の取り付け騒ぎ※であり、テラUSDの対ドル価値は
1ドルから10セント台にまで一気に暴落することに・・・
※取り付け騒ぎ
特定の金融機関や金融制度に対する信用不安などから、
預金者が預金・貯金・掛け金等を取り戻そうとして、
急激に金融機関の店頭に殺到し、混乱をきたす現象のこと。
その動きに合わせ暗号資産業界に懸念を示した投資家、資産家たちが
大量に保有する仮想通貨を売却しビットコインやETHベースである
ほぼ全てのアルトコインも連動して暴落したのです。
■今後、暗号資産投資に未来はあるのか？
これだけ仮想通貨相場が下落しているとすぐに反発が起き
価格高騰が見込まれる予測も立てられるが、
今回は中々難しいとの見解が多いです。
2024年にはビッグイベントのビットコインの
半減期もやってくる予定です。
それに加えて、パンデミック、戦争と
暗号通貨業界のみならず世界的に
経済状況はかなり冷え込んでいます。
こういったところから暗号通貨の復活は時間が掛かる、
もしくはこのまま落ち着きを見せてしまう可能性も・・・
■仮想通貨暗黒時代に突入したその後の投資先は？
長い目で見て投資を行う人にとっては
メジャーコインへの投資は吉と出る可能性はあるが、
短期で利益が出る可能性は現状では難しいと言えます。
ただ、やはり気軽に投資できる
ということから仮想通貨は非常に魅力があります。
少額の投資でも価格高騰が大きければ、
一気に資産を築けるチャンスがあるのも確かです。
しかし、こういった状況下でも短期間で価格高騰を
起こす力を秘めた暗号通貨を我々は知っています。
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