新たに発行された暗号通貨の4分の1が詐欺だった…

From.IMAI

暗号通貨の世界は、たった10年ほどの間に
爆発的な成長を遂げました。

現在約2,000種類もの仮想通貨が存在しており
そのどれもが価格高騰を実現させる可能性を秘めています。

しかし、2022年に発行された新たな暗号通貨の4分の1が、
虚偽の情報を用いたパンプ&ダンプを行っていたと言われています。

*パンプ&ダンプとは…
価値のない暗号通貨の価格を巧みに計画されたマーケティングで人為的に釣り上げ、大量に購入させ、価格を急騰させること。虚偽の情報でパンプ&ダンプを行う業者も少なくない。

しかし、このパンプ&ダンプという手法も
数多く存在する詐欺の一部に過ぎないのです。

暗号通貨市場は約15年という歴史の浅さから
法律や規制が整備されておらず、詐欺師が野放し状態のため
悪意ある詐欺師が優位に立つことができてしまうのです。

ミームコインはババ抜き

暗号通貨の懸念点は詐欺だけではありません。

近年暗号通貨市場を常に賑わしている
“ミームコイン”をご存知でしょうか?

*ミームコインとは
「ミーム」とはSNSなどを通じてある流行が爆発的に拡散される現象を表し、インターネット上で情報収集するトレーダーによる流行り廃りによって価格が急騰・急落する投資銘柄を指す。

ぺぺコイン(PEPE)という暗号通貨トレーダーに人気の
カエルのキャラクターをモチーフにしたトークンも
ミームコインと呼ばれています。

2023年4月に登場して以来、熱狂的な投機に拍車がかかり、
わずか17日間で7,000%近くも価格が跳ね上がりました。

しかし公式サイトでは
正式なチームやロードマップは存在せず
コインは完全に無価値であり娯楽目的のみであるため
固有の価値や金銭的リターンの期待がないミームコインである
と記載されています。

ペペコインのようなミームコインに投資することは
「一発逆転を狙える」と考える層がいる反面
非常にリスクが高く長期的には何の価値も保持できないため
“ババ抜き”のようなもの と言われています。

何百倍、何千倍という夢のような利益を狙うなら、
ある意味、ミームコインは合理的な選択と言えますが、
その分のリスクがあることは十分理解しておく必要があるでしょう。

どうすれば資産を守れるのか?

資産を守るには「知識をつける」ことです。

これまで、

  • ・知り合いに勧められたから
  • ・検索をかけて1番上に出てきたから
  • ・SNSで調べてクチコミがよかったから

というだけで情報を鵜呑みにしていませんでしたか?

SNSの普及により、
情報を入手しやすくはなったものの
知識が無ければターゲットにされ、

資産を守れず、
結果として知識のない自分を
責めることになってしまいます。

しかし、今から投資の知識をつけようとしても
どかから始めればいいのかなど
戸惑うこともあると思います。

そこでまず重要なのは
誰かに「相談」することです。

「相談する相手がいない。」

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