円安の原因はアメリカ国債？

公開日：2022年6月29日

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From.IMAI

20年ぶりとなった1ドル = 134円台。

歴史的な円安の背景には様々な要因が関わっているものの、
その中でも大きく関係してるのが
アメリカ国債の金利と言われています。

アメリカ国債は金利を上昇させる一方、
日本国債は金利を低い状態に保っています。

しかし、円安による物価上昇に悩まされている状況で
なぜ日本国債は金利を上昇できないのでしょうか？

アメリカ国債金利上昇のワケ

2022年、アメリカはコロナウイルス感染拡大で
冷え込んでいた経済が回復し、
インフレ（物価上昇）が起きております。

4月時点での上昇率は7%。

単純計算では100円で購入できる水が107円になり、
300万円の車が321万円へ値上げされるほどです。

この状況はアメリカ国民にとって負の影響力が働き
今後のアメリカ経済に悪く影響しかねません。

そこで、アメリカ国債の金利を上昇させ
各銀行の貸出先を企業から国へと
移させるようにしました。

すると企業は新しい事業の展開が難しくなり、
経済熱が抑えられる仕組みになっています。

日本が経験したバブル経済崩壊を考えると
過熱しすぎた経済はかえって危険なのです。

円安の理由

アメリカのみならず先進国は国債の
金利上昇を行っております。

理由はアメリカ同様に金融の引き締めです。

国債の金利上昇を行えていないのは日本だけとなり
「円を売って海外通貨を買う」動きが目立ち、
国際的な円安が進んでいます。

ではなぜ日本は国債の金利を上げることができないのでしょうか？

それはすでに負債が1,000兆円を超えているからです。

日本は国債による負債が1,000兆円を超えており、
さらに金利を上昇させ負債を多くすると
返済するには日本円を多く刷る必要があります。

実は、これと同じ状況になったのが
第一次世界大戦で大きな負債を抱えたドイツです。

紙幣を多く刷るたびに価値がどんどん下落し、
さらなる紙幣が必要とされました。

結果、紙幣に使用される紙の方が
紙幣としての価値より大きくなってしまったという
通常では考えられない状況になったのです。

なので日本は国債金利を上げたくても上げられない状況なのです。

だからこそ投資が必要

このように日本は現在とても苦しい状況にあり、
それは我々一般国民も同様です。

通常の労働力ではどうしても円安の物価上昇の
悪い影響を受け続けるだけになってしまいます。

だからこそ投資を行うことで
「お金に働かせる」必要があるのです。

しかし、そこに立ちはだかるのは
詐欺師の悪質な勧誘の罠があります。

特に投資詐欺の被害に遭いやすいのは
自分だけで判断し資金を投じてしまう人です。

自分は大丈夫、この案件だけは大丈夫、
その安心感こそが最大の罠です。

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本日は以上です。

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