新型コロナウイルスの継続から考えてみましょう

2020年当初から感染拡大が始まり、
未だ収束の見えない新型コロナウイルス。

東京オリンピックが終了したころから
再び感染者が急増しました。

先日、こんなニュースをゲットしました。

“ヤフーが東京拠点4割縮小
進む在宅、オフィスに転機”(日本経済新聞より)

さらにはこんなニュースも。

“青山商事、売り場縮小
400店、コロナでスーツ苦戦”(JIJI.COMより)

過去今までも様々な店舗削減、
休業店舗増加などのニュースがありました。

しかし、最近の傾向を見る限り
どの有名企業も路面店・店舗の減少割合が
かなり大きくなっていると思います。

4割縮小ということは、現状を見る限り
それ以上の可能性も十分考えられます。

新型コロナウイルスが発生した頃、
”いつかは治まるだろう”と考えていた方も
多いのではないでしょうか。

そんな中、東京は4回目の緊急事態宣言が発令され、
初めてのコロナウイルス発生から
1年半以上経過してしまいました。

もう気付いている方も多いと思いますが、
私たちの生活は変わり、もはや定着しつつあります。

異常な光景・生活が当たり前に

まず大きく変わったことは、
マスク着用が当たり前になりました。

昔は、マスクは体調の悪い人が着用し、
人前に出るときや話すときは外しましょうなんて
空気もありましたよね。

今ではマスクをしていないと白い目で見られるし、
さらにはどんな時も密を避けるために、
在宅勤務を推奨している企業も増えています。

”Zoom Meetings”は、オンライン会議の定番となり、
日米ともにシェア率No.1のWeb会議ツールとなっています。

その利用率は日本で30%、アメリカで48%にものぼり、
活用することで、できるだけ”直接会う”や”外出”を抑えています。

これらのツールも、時差があるから、
直接会える距離ではないからという理由ではなく
”新型コロナ感染拡大予防のため”とそもそもの目的に変化があります。

先ほどお伝えしました、
いくつもの企業が店舗削減に踏み出したのは
社員が出社する”場所”そのものの
必要性を感じなくなったからではないでしょうか。

その裏にはもちろん、経済的な赤字もあり
コスト削減、人員削減も関係しているかもしれませんね。

マスク、zoom会議などもそうですが、
今までは失礼かもしれなかったことが、
逆にそうしなければ常識外れなんて考えに移行しているのです。

投資家として注目すべきは環境の変化から

私個人の考えを申し上げますと、
新型コロナウイルスはあと数年は治らないと思います。

その理由としまして、
コロナウイルスは変異を繰り返しており、
1年半でもまだ終息の目処が立っていないからです。

これは、もはや一人一人の行動だけで
解決できる問題ではないと考えます。

過去何度もあったように、今後このウイルスと
向き合っていくという可能性も十分考慮した上で、
少し違った面から考えてみましょう。

こんな世の中でも、投資家は常に
どこにお金が動いているのかに注目しています。

不謹慎かもしれませんが、
皆様も生きていくためにお金が必要であるということは
紛れもない事実ですよね。

ということで、1年半前から環境面で変わったことを
いくつか思い出してみましょう。

  • ・マスク・消毒液の徹底・ワクチンによる解熱鎮痛剤
  • →これらの製造・流通関連の売り上げ上昇
  • ・在宅勤務増加・密の予防
  • →公共交通機関の利用者が激減
  • →自家用車の利用者が増加
  • ・在宅によりインターネットの利用者が増加
  • →NETFLIX・YOUTUBE・amazon primeなどの
    サブスクリプション利用者の増加
  • ・子供たちが家にいる時間が長い
  • →ゲーム関連売り上げ上昇
  • →zoomによるオンライン授業の増加
  • ・外出自粛・緊急事態宣言
  • →ネット通販の増加
  • →各企業の店舗削減・休業
  • →酒類提供禁止要請による酒類の販売率低下
  • ・人の集中を避ける
  • →音楽関連のコンサート中止
  • →各大会・イベントの中止
  • →各大会・オリンピック無観客での開催
  • →動画アプリでの公開増加

振り返ってみると、減少・低下したものもあれば
増加したものもあるようですね。

(これを早めに予測していた人は
かなり儲かっているらしいです)

今までの流れから考えてみると、
今後どこに着目したら良いのか見えてきそうです。

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