世界最大の取引所が取引停止になる可能性？

公開日：2021年7月21日

From.IMAI

世界最大の取引所と言われるバイナンス。

実は先日、バイナンスが各国政府機関から
警告を受けたのはご存じでしょうか？

これによって最悪の事態では、
「バイナンスの日本人の取引停止」もあり得ます。

ということで、本日は

• ・なぜバイナンスは警告受けたのか？
• ・今後予測される最悪の事態とは？

というテーマで
このニュースを解説していきます。

日本とイギリスから警告発令。

今回「バイナンス」に警告を出した国は
2カ国、日本とイギリスです。

日本からの警告は2018年の3月にも
同じ警告を受けており、これで2回目になります。

なぜこのような警告受けたのか？

それは、各政府が認可する
「取引所ライセンス」を保持していないからです。

日本では仮想通貨の取引所は
「認可された取引所ライセンス制」になっています。

取引所のライセンスとは、金融庁が定める

• ・顧客資産の保全状況
• ・ウォレットの管理状況

など消費者保護のかなり厳しい条件を
クリアした取引所のみに与えられます。

現在、ライセンスを認可された
取引所は国内で約30社。

国内の代表例をあげると
ビットフライヤーやコインチェックになります。

それに対してバイナンスはというと…

イギリス政府や日本政府に対して
許可を取らずに無許可営業を行なっています。

今回も政府機関に無登録で日本居住者やイギリス居住者に
事業を行なっていたとして警告を受けました。

仮想通貨取引所のグレーゾーン

仮想通貨の取引所にも
「グレーゾーン」なるものが存在します。

グレーゾーンに該当する取引所とは、
国の認可を受けずに運営している取引所です。

そして、世界中にあるほとんどの取引所がグレーゾーン、
いわゆる認可を受けていない取引所です。

特にバイナンスは「グレーゾーンの代表」とも言われ
最も多くのユーザーが利用をしています。

そして、このグレーゾーンで最も注意すべきは
「国の意向次第で、取引ができなくなる可能性がある」
という点です。

もし仮に日本政府が
バイナンスの取引停止を実行した場合。

日本人はバイナンスでの取引（売買）が
完全に行えなくなります。

その場合、「BNBコイン」などのバイナンスのみで
取引されるコインは一切取引ができなくなります。

が、しかし。これだけではありません。

最悪の事態として想定されるのが…
「国内金融機関のバイナンスからの出金受付停止」です。

政府がバイナンスの利用を禁止とした際に
国内の金融機関が全てバイナンスからの出金を停止し
受付をしなくなる可能性があります。

このような事体になれば、バイナンスにある
コインは全て出金ができなくなります。

今後、政府がバイナンスの利用を禁止すれば
このような最悪のケースまでありえるのです。

バイナンスを利用している方、
もしくはこれから利用を検討する方は

必ず利用する上では
頭の片隅に置いといて下さい。

事実、最近はバイナンスに対する
風当たりが世界的に強くなっています。

すぐに取引停止になるという話ではないですが…

これからもこのような状況が続くのであれば、
「日本人の取引停止」というのは現実味を帯びてきます。

そのため、このニュースは注目して
今後も追いかけ流ようにしておいてくださいね。

今後も最新の情報や知識などを皆様に共有していきます。

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