あの詐欺手法を徹底解説！

公開日：2021年5月1日

From.IMAI

現在、仮想通貨の高騰などもあり
投資に目を向ける方が増えてきています。

ただ詐欺も同様に増加傾向にあります。

最近よく耳にする詐欺手法、、、

・ポンジスキーム

実はこのポンジスキームは100年以上前から存在する
恐ろしい詐欺の手法なのです。

ポンジスキームの名前の由来は、、、

・詐欺師チャールズ・ポンジ氏

の名前が由来となっています。

チャールズ・ポンジ氏は1882年にイタリア王国に生まれました。

1903年に移民としてアメリカに渡り
国際的な通信販売のビジネスに乗り出します。

1919年に90日間で40％の利回りが得られると出資者を募りました。

ニューイングランドを中心に出資者数千人から
数百万ドルものの大金を集める事に成功。

ポンジ氏は集めた資金を自転車操業的に
出資者への配当に充てていました。

後の調査で破綻させる事が前提の詐欺であることが判明したのです。

この詐欺が100年程以上前に1番最初に行われた
ポンジスキーム詐欺なのです。

ポンジスキームは預かったお金を運用を行い
配当を支払うと言ってお金を集めます。

ですが実際に運用はしていません。

預かったお金をそのまま配当として分配して
資金を運用しているかのように装います。

1回2回と配当がもらえる事で出資者は信用をします。

さらに人を紹介したら紹介料がもらえたりします。

実際に初めの内は配当を貰えている為、
自信を持って人に紹介してしまうのです。

これを繰り返しねずみ講的に出資者が増えていきます。

ある程度出資者が増えて資金が溜まったら
詐欺師達は姿を消します。

詐欺師達の抜け目のないところは
出資者側に不利な内容の契約書を
結ばせる事が多いようです。

最悪な場合、契約書すら結んでない場合があります。

最初はしっかり分配を配当している為、、、

・騙すつもりはなかった
・運用に失敗した
・ハッキングされてデータが全て失われて飛んだ

後の言い訳は様々あります。

実際、警察に相談しても最初から騙すつもりがあったのかを
明確に証明することは難しいのです。

最終的には出資法違反で罰金で終わる事が多いです。

この手法の詐欺が日本のメディアで大々的に
取り上げられたのが2020年12月22日です。

大手企業を舞台に起きた詐欺事件について
第一生命の社長が記者会見を開きました。

山口県の第一生命支店にて元特別調査役の
正下文子氏がポンジスキームを駆使し詐欺を行いました。

凄腕のセールスレディーだった事を
上手く使い自分の顧客に対して
資金調達を行いました。

私は第一生命で特別な運用枠高利で運用できる
特別な枠をもっていると話し持ちかけました。

結果的にはこの運用はポンジスキームで
運用などは一切行っておりません。

顧客が預けたお金は全部自分の私利私欲に使ったと言われています。

顧客から返済を求められるとまた違うお客様を
話しを持ちかけそこから預かったお金を回す
という自転車操業を行っていました。

お金に困っていない富裕層をターゲットにしていた為、
すぐにお金を返せという問合せや動きも起きず
約30年の間に24名は騙されていました。

現在、注目されている投資。

注目されている物には詐欺にとっても
絶好のチャンスになります。

こんな話しを聞けば投資を行いたいが
怖いからできないと思われる方も
いると思います。

情報がなんでも簡単に手に入る世の中です。

誤った情報も沢山あります。

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