投資で重要なのは継続することです。

公開日：2020年11月4日

日本には、この“超富裕層”と
よばれる世帯がどのくらいあると思いますか？

一般的に超富裕層とは、
「純金融資産5億円以上の層」と定義されています。

2019年1月時点で、超富裕層は8.4万世帯。

総保有額はなんと84兆円とのことです。
（野村総合研究所の推計データより）

過去に対してどのくらい変化しているかというと、
上記の純金融資産総額は2015年と比較すると
9.9％増となっています。

この話を聞いて、

“資産5億かあ、大金だし難しそうだな”

と考えるか、

“これだけの世帯が超富裕層なら、
私にも目指せるかもしれない”

と考えるか、感想は様々だと思いますが、
決して不可能ではないですよね。

不可能を証明することの方が難しいです。

極端な話、年間500万円を積み上げれば、
100年で5億円の資産になります。

気の遠くなる時間ですが、私が言いたいのは、
超富裕層になりましょうということではありません。

投資で成功し、大きな資産を築くためには、
時間をかけ継続して投資することが大切だと言うことです。

一度や二度失敗したからといって、
投資をやめてしまっては、可能性すら絶たれてしまいます。

投資で成功する可能性を高めるには、
長期的な視野をもって、継続して行うことです。

そんなことわかってるよ！と思わないでくださいね（笑）

投資で継続することは想像以上に大きな差を生み出します。

参考までに以下のデータをご覧ください。

＊米国株式の大幅上昇日を逃した場合のトータルリターン

（出典：JPモルガンのデータを元にグラフ作成）

このデータは1988年から約32年間、
1万ドルを全期間継続して投資を行った場合と、
途中何度か投資をやめた場合に
どのような違いがあるのかを試算したものです。

上位●日というのは、
32年間の内に記録した大幅上昇日の日数です。

グラフを見てもわかるよう、
上位40日を逃した場合が最も低い数値となっています。

そして大幅上昇を記録した上位10日を逃すと、
32年間の継続投資に比べ、半分以下の利益になっています。

つまり継続して投資していれば、
チャンスを逃さずに済んだのです。

しかし、一度や二度の失敗で、
投資を一時的にでもやめた場合は、チャンスが絶たれ、
結果的に獲得できる利益が少なくなっています。

投資に失敗はつきものです。

投資で成功した人はその分、たくさんの失敗をしています。
（周りに投資で成功している人がいたら、失敗の経験を聞いてみてください）

とは言え…

できる限り失敗したくないのが人情ですよね。

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