投資家に選ばれるための企業価値向上戦略。

公開日：2022年8月22日

【注目情報！】

From.IMAI

今世界の投資家があることを基準として、
投資先をシフトチェンジしています。

そしてあることにリスクがあると判断された企業は、
投資家が投資を行わない傾向が出始めています。

あなたは投資を行うときに、その投資先を
どのような基準で選んでいますか？

その判断を見誤ると、
世界中の投資家が敬遠している企業に
投資を行うことに繋がりかねません。

では、企業としても投資家に敬遠されないようにするために
どのような戦略を見せているのでしょうか？

テレビCMから見えるもの

あなたも投資を行う際には、
収益性や回収可能性など、多くの観点から
考慮し、評価し、判断されていると思います。

しかし、近年では脱炭素化の動きが加速し、
投資の評価の中に、気候変動や脱炭素化の動きを
重視する事が一般的になろうとしています。

欧州では、投資家が設定した基準を満たしていない企業は
投資対象から外されるなどの措置がとられているほどです。

企業はこれらの事実を踏まえて
ブランドの向上を図ろうとしています。

日本のテレビCMを思い出してください。

例えば、三菱重工などは…

「CO2をへらす、出さない、集めて使う。
　それが地球の宿題です。」

東芝は…

「エネルギーとデジタルの技術で、
カーボンニュートラルな社会を実現します」

SEVEN&i HOLDINGSでは…

「どうすれば、カーボンニュートラルを
実現できるのか。」

といったCMを流しています。

企業のブランドイメージの向上

CMを見てわかることは、
その企業の商品などの宣伝を
行っていないことです。

三菱や東芝であれば、
エアコンや冷蔵庫の宣伝などもできるはずです。

それなのになぜ、
商品とは関係のない、地球環境問題をテーマに
CMを流すのか…

その答えは、企業のイメージアップにあります。

お伝えしたように、環境問題や脱炭素に
取り組まない企業への投資が行われないなど、
環境問題に取り組まない企業のリスクは
かなり大きいと言えます。

同様に…

投資家としても環境問題に取り組まない企業へ
投資を行うことは、大きなリスクがあると考えられています。

すでに、顧客は脱炭素に取り組む企業を
選ぶ時代に突入しています。

だからこそ企業は自社の商品の宣伝をするのではなく、
脱炭素に取り組んでいることをアピールするわけです。

脱炭素に取り組む企業＝選ばれる企業

商品の値段や性能よりも、
「脱炭素に取り組むメーカー」が選ばれる
企業へとなります。

そのための意識を植え付けるために
脱炭素に関わるCMを流していると言えます。

あなたが選ぶ投資先は？

そうなればあなたも、
今後は脱炭素市場への投資にも
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