うっかりで220億円を失った男

公開日：2022年8月8日

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From.IMAI

明日は我が身かもしれません。

みなさんは間違えて自分の大切なものを
捨ててしまったりしたことはありますか？

私はずっといきたかったアーティストの
ライブのチケットを誤って捨ててしまい、
一ヶ月くらい立ち直れなかった経験があります。

ですが今回はそんなことが比にならないくらい
大きな損失を出してしまった人のお話を紹介します。

7500ビットコインを誤って捨ててしまった。

7500ビットコインというと、
イメージが湧かないかもしれませんが

現在のビットコインの価格が約300万円なので、
約225億円分のビットコインを
誤って捨ててしまったということになります。

225億円というと現実味がない額なので、
パッとしませんが、冷静に考えてみると
悔やんでも悔やみきれない額ですよね、、、

こんな災難い見舞われてしまったのは
イギリスのIT業界で働く
ジェームズ・ハウエルズです。

なぜハウエルズさんは220億円分もの
ビットコインを誤って処分してしまったのか？

埋められた220億円

ハウエルズさんは2009年頃に
ビットコインのマイニングを行っていました。

この時のビットコインの価格は1円以下で、
その翌年の2010年5月には、
フロリダ州に住むプログラマーが

ピザ2枚を1万BTCで購入するという
出来事がありました。
この時のビットコインの価値は、

1BTC=約0.2円。

これが、ビットコインを用いた
初めての決済と言われています。

そこから4年後の
2013年６〜８月の時期に、
7500ビットコインを保存したドライブを破棄。

しかし、ビットコインの価値が
高騰したためハードドライブを探したところ、
ゴミと一緒に捨ててしまったことが判明しました。

私ならただただ放心してしまいますが、
ハウエルズさんはどんな
行動を取ったのでしょうか？

発掘のために55億円を支払う

ハウエルズさんは地元の自治体に対し、
ゴミ埋立地の発掘を許可してくれれば、

紛失してしまったビットコインの4分の１にあたる
55億円（現在の価格で）を支払うと提案しました。

しかし、ハードドライブは埋立地の航空写真
に基づいて15メートルの深さであると推定されています。

検査する廃棄物は
300,000~400,000トンと推定されていて、
数百万ポンド（数億円）に及ぶ可能性があるのです。

また、市議会は
「我々のライセンスでは発掘が不可能であり、
発掘自体が周辺地域に大きな環境影響を与えるだろう」
と述べていて、

ハウエルズさんが埋立地の捜索を
することを許可しませんでした。

私たちも高額の仮想通貨を管理する際には
十分に注意しなければいけません。

明日は我が身かもしれません

みなさんも眠っている仮想通貨はありませんか？

ハウエルズさんの場合は
ハードディスクを誤って
処分してしまったことが原因でしたが、

みなさんもふとしたことが
原因で仮想通貨を紛失してしまう可能性があります。

例えば、

・スマートフォンを変えたらデータが消えてしまった。
・アプリを正常に開くことができなくなってしまった。
・どこのウォレットに保管していたかわからなくなってしまった。

こんなことが原因で
仮想通貨を紛失してしまう可能性があります。

もしくはあなたが忘れているだけで
既に紛失している仮想通貨はありませんか？

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本日は以上です。