【金融界】モルガン家とは何者？

公開日：2022年2月6日

【注目情報！】

From.IMAI

世界の三大財閥といえば、、、

• ・ロックフェラー
• ・ロスチャイルド
• ・モルガン

この3つは世界三大財閥と呼ばれており
今でも世界的に強大な力を持ち有名な財閥です。

ロックフェラーやロスチャイルドは分かるが
モルガンは分からないと言う方もいる事でしょう。

JPモルガンやMorganStanleyなどの
会社の名前はニュースや新聞などで
聞いたことがあると思います。

だがそれがどんな会社でどんな経緯で
今の地位を築いたのかはご存知ですか？

今回はモルガン財閥とは何かを解説します。

現在、アメリカで地位を築いている
モルガン家のルーツは実はイギリスにあります。

創始者はマイルス・モルガン。

このモルガンがイギリスからアメリカに
移住してきた所からモルガン財閥がスタートします。

元々は、

• ・農業
• ・保険業
• ・不動産

などいくつもの業種を手掛けていました。

そこで蓄えた資産を活用し銀行を
始めとする本格的に金融業をスタートします。

中でもJ.P・モルガンは屈指の実業家でした。

大学卒業後、父が立ち上げた銀行に就職。

ロンドンやニューヨーク支店で実務経験を
学び、銀行金融の知識を身に付けます。

24歳の若さで銀行の子会社JPMorganを
設立し世界や国や地域を相手とした金融事業を展開。

特に戦争では重要な役割を果たし
財閥が発展する足がかりになります。

南北戦争では北部側の軍事品を
調達することで大きな利益を手に入れました。

その後、北部側が勝利しアメリカ経済の中心になった為
モルガン財閥の存在感が大きな物となります。

その後、経営困難に陥っている
鉄道会社にも多額の投資を行い12の鉄道会社
をモルガングループの支配下に置きました。

経営困難になっている鉄道会社を再建させたように
お金の力を使いながら会社を再建または統合させていきます。

その手法はモルガニゼーションと呼ばれています。

1900年までには世界でもっとも力のある金融会社に発展致しました。

積極的な金融事業により1912年にはモルガン財閥がアメリカの

• ・粗鋼生産の53％
• ・鉄道路線の34％
• ・機械生産の60％

を支配していたといわれます。

今では200年以上の歴史のある世界屈指の
資産総額の米国の総合金融機関に君臨しています。

最近では2020年4月J.P.モルガン・チェースは
石炭産業への新規融資の停止を発表。

すでに取引がある石炭採掘会社への融資は
2024年までに段階的にゼロにすることも発表。

そのほか石炭発電が活発な開発途上国などの
石炭火力発電プロジェクトの融資停止も決定致しました。

その一方、2020年度中にグリーンエネルギー関連の開発に
2,000億米ドルの資金供与をすることも発表。

モルガン財閥が今後グリーンエネルギー関連に
力を入れていくということです。

今後のグリーンエネルギー関連の
成長にかなり期待が持てます。

このように財閥の投資先などの情報を
確認しておけば今後成長する可能性が
高い投資先を発見できるかもしれません。

ですが現在は情報がなんでも
簡単に手に入る世の中です。

簡単に手に入る一方、
誤った情報も沢山あります。

大事な資産なので誤った情報に左右され
資産を失いたくありませんよね？

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