いまさら聞けない「DEX」って？

公開日：2021年4月21日

From.IMAI

今年3月よりBTCは600万円を突破し、
その他コインも過去最高値を更新し続けるなど
暗号通貨市場は大いに盛り上がりを見せています。

大いに盛り上がりを見せる暗号通貨市場で
注目を浴びているのがDEX（分散型取引所）です。

本日はDEXについて解説を行います。

DeFi、つまり分散型金融のサービスの一つであるDEXは
分散型の取引は従来の中央集権型取引所とは大きく異なります。

何が違うのか、それはまず読んで字のごとく
特定の中央管理が存在しません。

DEXでの管理方法は全てブロックチェーン上での
システムプログラムで構成されています。

つまり、特定の中央集権が存在せず、DeFiの考え方のもと、
スマートコントラクト機能を使用して創られる暗号通貨取引所なのです。

システムプログラム上で運営され、人の手が介入しないことで
ヒューマンエラーが起きないことや、
定期メンテナンスで取引が一時的にできなくなることがないなど
メリットが多いのが特徴です。

さらにはブロックチェーン上で取引や
各種サービスの管理を行うため、セキュリティ面においても抜群です。

スマートコントラクトを採用しているため、
取引履歴の改ざんはほぼ不可能。

また、手元の資産を取引所に預けることなく
自身のウォレットをDEXに連動させることで
各種サービスが利用可能なのです。

中央の管理を必要とせず、自身の資産も預ける必要もないため、
本人確認や2段階認証も必要としません。

必要なのは専用のウォレットと秘密鍵の保管だけで
サービスを利用することができます。

そのため、中央集権型取引所での大きな問題である
『資産の流出』が発生することがほぼ起こり得ないのです。

DEX自体は2017年ごろから存在していましたが、
利用者が少なく、取引がなかなか成立しないという問題がありました。

しかし、現在では1日の取引量がなんと
10億円に迫る市場に成長を遂げている大注目の市場になりました。

DeFiバブルのきっかけになった事象が存在しました。

それは、DEXで『流動性マイニング』というサービスが
登場したことでバブルの引き金となりました。

流動性マイニングとは？

流動性マイニングはDeFiの仕組みに自身の保有している
暗号通貨、トークンを提供し、DEXの運営に貢献することで
報酬を受け取るサービスのことです。

例えば、DEXのユーザーがブロックチェーン上に自身の暗号通貨を預け、
その他のユーザーの取引がスムーズに行われることがDEXの運営に貢献する
ということです。

預けた暗号通貨やトークンの量によって貢献度が変化し、
貢献度に応じた報酬が支払われる仕組みです。

流動性マイニングの報酬自体が数十％〜数百％にのぼり、
資産を倍増させていくユーザーが増えたことで
DEXが一気に注目の市場となったのです。

今後さらに充実したDEXのサービスが展開し、
いつか中央集権型の取引所自体が
旧時代のものになっていく可能性もあります。

弊社KAWARA版では本日紹介した
『DEX』についても使用方法や
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本日は以上になります。

投資のKAWARA版.ｃｏｍ IMAI