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2021年9月頃から円安が加速しています。

そして、最近では1ドル＝128円を超える勢いで
経済の各方面から懸念する声が上がっています。

そもそも「円安」とは
どのような状況のことを指しているのか。

そして、このまま円安が進んでいくと
私たちの生活にどのような影響があるのか。

この点を解説していきたいと思います。

まず円安とは一体どのような状況のことを
指しているのかを解説していきます。

円安とは…

「外国の通貨（ドルなど）の価値に比べて円の価値が安くなること」

を指しています。

理解を深めるためにクイズ形式で考えてみましょう！

• ・1ドル＝80円
• ・1ドル＝120円

どちらが円安状態にあるか分かりますか？

正解は「1ドル＝120円」です。

1ドルを手に入れようと思ったとき、
80円で手に入れられる時と
120円で手に入れられる時がある。

そう考えると金額的に80円のほうが安いため、
1ドル＝80円を「円安」と思いがちですが、
それは大きな間違いです。

1ドル＝120円ということは、
1ドルを手に入れるために80円よりも

「より多くの日本円を積まなければならない」

ということになります。

そんなこんなで「円の価値が安くなってしまった」ということになるわけです。

ですから「1ドル＝〇〇円」の〇〇部分において
価格が高くなれば「円安」、
価格が低くなれば「円高」と考える必要があります。

端的に言えば「円安＝日本中の資産価値が安くなる」と
覚えていただければ幸いです。

円安って、何がいけないの？

では、円安が私たちにとって
どのような影響を及ぼすのか考えてみましょう。

先ほどもお伝えした通り、円安とは
円の価値が低くなっていることを指します。

ここで問題になるのが「貿易」です。

例えば、原油。

日本は中東地域のサウジアラビア、
アラブ首長国連邦、カタール、クウェート、
イラク、オマーンから輸入していて、
それらが占める割合は全体の89.6%と言われています。

円安だと原油を輸入する際に、
より多くの日本円を必要とすることになります。

最近は原油自体が高騰している上に
がんがん円安に引っ張られているので
「海外から原油を仕入れるコスト」が爆騰中。

その結果、全国的に電気代やガス代が高騰していますよね？

ガソリンの高騰なども顕著な事例だと思います。

もちろん、原油に限った話ではなく、
海外からの輸入に頼っているものは
すべて同じ状況にあります。

つまり、円安の何がいけないのかと問われれば、

「日本の資産価値がどんどん低くなる上に国民の生活コストが高騰するから」

という回答になります。

投資家が考えるべき円安対処

「円安＝日本の資産価値が低くなる」ということは、
円建で保有している資産価値が軒並み目減りすることと同意義です。

そのため日本円を外貨に変える人が増えたり、
現物資産に変える人も増えています。
（3月、金の相場価格が1g＝8,000円を超えました）

そして、最近もうひとつの対処方法として
「暗号通貨」が選ばれ始めています。

昨今、暗号通貨は世界的に正式な「金融資産」としてみなされています。

暗号通貨は現物資産に比べて利便性が高く
外貨よりも圧倒的に高い運用益が見込めます。

経済不振、円安、インフレ、戦争のとばっちりなど
日本経済は今後も大きなリスクが潜んでいます。

もし、ご自身の資産を守りたい場合は、
ぜひとも「円以外の資産保有」に切り替えることを
本気で検討してみてください。

さらに投資案件調査などは
正会員だと優先して依頼できますので登録をお勧めします。

本日は以上になります。

投資のKAWARA版.ｃｏｍ IMAI