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From.IMAI

近年、高い成長率を見せるトランクルーム投資。

一般的な不動産投資よりも、低い出資額で
始められるということで人気を集め、
市場規模は2008年から約2.4倍の
670億円へと増加しております。

そんなトランクルーム投資ですが
昨年、8億円以上もの被害を出した
ある投資詐欺事件がありました。

大手企業取締役による犯行？

今回事件を起こしたのは、
全国にトランクルーム事業を展開する
“Y” の取締役営業部長。

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“Y” は、1999年創業の
トランクルーム業界でも
歴史のある有名企業です。

詐欺の犯行を行った営業部長は、
自社のWebサイトのフォームから
問い合わせてきた顧客に対し、
営業部長自らメールを返信しました。

内容は、通常の問い合わせ対応とほぼ変わらず、
トランクルーム投資に関する内容です。

ただ1点違ったのは、この営業部長が販売したのが、
“既に所有者がいるトランクルームだった” という点です。

営業部長は投資家を実際に現地まで連れていき
トランクルームを存在を見せることで信用させ、
多重売買を行っていたのです。

ちなみに、今回の詐欺被害者には
賃貸料や管理費などを差し引いた利益は、
毎月口座に振り込まれていたとのこと。

被害者のトランクルーム購入代金を
そのまま分割で振り込み、月々の利益に
見せかけていたのでしょう。

そして昨年、営業部長の自首によって
事件は発覚しました。

なぜ投資家は気づかなかったのか？

当然のことですが、
不動産には登記義務があります。

登記の中には所有者の名前も記載されるため
通常、不動産を多重売買したら、
すぐにバレてしまいます。

しかしながら、トランクルームは
あくまでも “コンテナ” なので、
登記の必要はありません。

そのため、多重売買をされても
投資家は気づくことができなかったのです。

また、今回犯行に及んだのが業界でも大手企業で
取締役営業部長という役職だったことも、
投資家が信用してしまった
要因の一つと言えるでしょう。

ちなみに、この営業部長は昨年11月に
逮捕されていますが、今後同様の事案が
発生しないとも限りません。

いくら信頼性のある投資先に思えても、
詐欺の可能性を孕んでいることを
投資家は自覚すべきです。

もしあなたがいま、何かしらの投資を
検討中なのであれば、必ず弊社の
投資案件調査サービスをご利用されることを
オススメいたします。

詐欺被害に遭ってからでは投資資金の回収は
非常に難しいので、トラブル予防の
習慣を身につけていただきますようお願いします。

本日は以上です。