From.IMAI
誰もが聞いたことがある言葉。
「歴史は繰り返す」
一説によりますと、この名言は
「資本論」の著者で有名な、ドイツの哲学者
カール・マルクスが残したと言われています。
この言葉が示すことは
過去に起こったことは同じような
経緯を辿って再びやってくるという
意味を示しています。
歴史を振り返って
類似した局面にフォーカスすれば
いま目の前で起こっていることの結果を
予見できるのではないかと考えます。
そこで今回は、歴史を学ぶことで
先見力を身につけることの大切さについて
お伝えしたいと思います。
お金の仕組みは学校では教えてくれない
学校の授業では、お金の仕組みや
投資について教えてはくれません。
すべての物事は、
原因があり過程があって結果が生じます。
日々流れているニュースは、
結果に過ぎず、結果だけを追いかけていても
問題は解決しません。
これを解決するには、
原因と過程の分析が必要であり
それを行うためには、
仕組みを理解することが必要です。
また、歴史は繰り返すと言われるように
本質的な仕組みが変わらない限りは
同じような出来事が起こります。
この仕組みを理解することは、
未来予測にも非常に重要になります。
知恵
世界中には多くのの資産家が存在します。
先祖代々から資産家の人もいれば
ゼロから資産を築いていき、
資産家になった人もいます。
後者の人たちに共通しているのは
今までなかったビジネスを生み出す知恵や
有望な市場を見つけ出し、
買い時と売り時を見極める「知恵」です。
この「知恵」とは
「知識」と「ノウハウ」からなっており
「知識」は「歴史」であり、
「ノウハウ」は「先見性」です。
成功者と呼ばれる人たちが
未来を予測し行動できたのは、
歴史を学んできたからです。
景気や相場変動の歴史においても
3年、7年、20年、60年といった
サイクルが重要な意味を持っていると
一般的には言われています。
多くのケースでは一定のサイクルを描きながら
過去と同じような動きを繰り返してきました。
アメリカの歴史を学ぶ
ここで、海外の歴史について
目を向けてみましょう。
パックス・アメリカーナという
言葉を聞いたことはありますか?
第2次世界大戦以降、米国が
圧倒的な軍事力と経済力によって
世界を抑えてきた状態のことを指す言葉です。
米国が世界のリーダーになった頃
エネルギー資源は
石炭から石油と変化しました。
ユダヤ人たちは、
戦時中、欧州から米国に逃れ
ロスチャイルド家をはじめ、
多くのユダヤ人たちは絶大なる
支配力を有する金融財閥を築きました。
一方で、ロックフェラーは
米国一の石油王となりました。
このロックフェラーは、政界にも進出し
実業界や金融の分野にも勢力を伸ばして
ロックフェラーの石油と
ユダヤ人たちの金融が繋がり
米国が英国に代わって、
世界トップの座を確立した歴史があります。
日本の歴史
終戦直後、日本の経済は
ゼロからの再スタートでした。
日本がこの戦後の混乱から脱したのは
終戦から10年後の1955年です。
そこからバブル頂点の1989年まで
日本経済と日本株は右肩上がりを続け
世界第2位の経済大国となりました。
バブル崩壊後、
「失われた20年」
と呼ばれた長期低迷が続き、
2009年に日経平均は
バブル後最安値まで減少しました。
その後、日本経済が回復を始めたのが
安倍政権へ交代した2012年11月頃。
この安倍政権が提示したアベノミクスは
「大胆な金融政策」
「機動的な財政政策」
「民間投資を喚起する成長戦略」
のいわゆる「3本の矢」を掲げて登場した
安倍総理の経済政策のことを指します。
今回のコロナショックで歴史的な
マイナス成長時代が到来した
と言われています。
リーマンショック後,戦後最大の
落ち込みになることは間違いないでしょう。
景気回復へは長い道のりとなりそうです。
先見力を磨くために
今回の新型コロナウイルスの影響で
将来を予測することが難しいこの時代。
先見力を磨くためには、
時代が求めている新たな価値観を知り
その物事がなぜ起こったのが
原因と過程を分析し行動することが必要です。
これは投資にも言えることで、
歴史の流れを理解することで
お金がどう動くかという未来を
教えてくれるのではないでしょうか。
歴史は繰り返すことから、
歴史のターニングポイントを知ることで
人より少しでも早く未来を予測することができ
資産家になることも夢ではないかと思います。
歴史の中でも特に注目しておく点は二点あり、
一つは新たな富を築いた人達が出てきた時代。
そしてもう一つはバブル崩壊や株価大暴落など
大きなショックが起きますが、
そのショックの規模が大きければ大きいほど
チャンスは訪れると言われています。
この仕組みを理解し、チャンスを掴むことが
何よりも大切だと考えます。
100年に一度の危機と言われている今。
不謹慎な言葉ではありますが、
この絶好の投資チャンスを逃さないために
(株)GPPの説明会にご参加いただき、
最新情報を掴んで頂けたら幸いです。
本日の報告は以上です。
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