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【注目情報！】

From.IMAI

今や総発行額は世界全体で
12兆円を超えるステーブルコイン。

ステーブルコインとは、
価格変動が少なくなるように作られた仮想通貨です。

このステーブルコインは価格を安定させるため

• ・法定通貨
• ・仮想通貨
• ・市場で取り引きされるコモディティ（※）

などと連動するように設計されているのが特徴です。

（※）コモディティとは？
原油や天然ガスなどの資源エネルギー類、金やプラチナなどの貴金属類、
トウモロコシや大豆などの農産物類などの商品取引が行われる商品のこと。

日常生活でデジタル通貨を使用したい消費者にとっては
かなり活用できる通貨じゃないでしょうか。

そして、最近は日本でも少しずつ盛り上がりをみせています。

例えば、日本の取引所GMOコインが
発行している日本円を担保にしたGYEN。

また、来年の春には日本円ステーブルコインである
JPYTがリリースされる予定で、
現在発行準備を着々と進めているそうです。

さらに国内の大手銀行も
ステーブルコイン型のデジタル通貨の開発を進めています。

その国内の大手銀行とは、三菱UFJ銀行です。

そして、三菱UFJ銀行が発行を予定しているコインとは…
「Progmat Coin（プログマコイン）」です。

ただこの「Progmat Coin」は
実際には法的に暗号通貨ではありません。

「受益証券発行信託を使った電子的支払手段」

と呼ばれる種類になります。

受益証券発行信託とは、簡単に言えば

「どんな財産も信託して、受益証券という
有価証券にすることによって取引や流通しやすくした金融商品」

のことです。

例えば外国で発行された株式を
日本で流通させる場合。

まず、外国株式を日本の信託銀行等で
「受益証券発行信託」として設定します。

そうすると、信託銀行は
受益証券と呼ばれる有価証券を発行します。

そして、その発行された受益証券を
証券取引所に上場させることで日本の売買が可能となる、という仕組みです。

国内の投資家からすれば、
海外の企業の株式を日本の証券取引所の中で購入でき

また海外の企業からすれば日本の市場で
資金調達することができるといったメリットが挙げられます。

ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨とは異なり
課税対象にならず、提供者が倒産しても確実に
換金できることが大きな特徴になります。

今回、三菱UFJ銀行が発行する
「Progmat Coin（プログマコイン）」も
上記の「受益証券発行信託」という形式で発行される予定です。

ただProgmatCoinを発行・導入するには問題があります。

それは日本の資金決済法の一部を
改正する必要があるのです。

その審議は今期国会で行われることが予定されています。

改正法が5月に成立すれば、
来年2023年5月頃には施行される可能性が高いとされています。

三菱UFJ信託銀行は以前からProgmatという
名称のプラットフォームを開発しています。

今回、発行計画が明らかになったProgmatCoin。

今後、仮想通貨やNFTの取引決済にも
利用されるようになる可能性があります。

暗号通貨自体がもっと身近な存在になっていくのか？

これを機に新たなユーザーが市場に流れてくるのか？

今後の動きには注目ですね。

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